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■有機無農薬栽培とは?
- 農薬と化学肥料を一切使わないで栽培する方法です。
- 循環型農業による環境に配慮した農業で、自然の生命力(作物自身が持つ力)を最大限に発揮させる事が目的です。
- 生命力の強い野菜が育ち、食べてもおいしくて、安全で安心な野菜です。
- 除草や害虫等に対しても、除草剤や、殺虫剤が使えないので、駆除管理に大変気を使います。
- 通常の化学肥料使った作物より生育状況も良くないので生産が上がらないのが実状です。
- 厳しい環境の中で育った作物の生命力がおいしさにつながっていきます。
有機無農薬で究極のネギ作り!下仁田の異端児?松浦さん
実は下仁田ネギ自体、これはもう究極のネギと言っても過言ではありません。
すきやき等の鍋物に、とろけるような舌触りと味わいはネギの中でも最高のものと言われていますが、この下仁田ネギは非常にわがままで、不思議な植物でもあるのです。 特定の限られた地域でないとおいしく育たない、 群馬の下仁田、その中でもごく限られた畑でないと思うように育ってくれないのです。
そんな貴重な畑を持つ農家の一人、松浦さんは、その畑で下仁田ネギを有機無農薬で栽培している貴重な存在(異端児?)なのです。
下仁田ネギを有機無農薬で栽培する事がなぜ"異端"なのか?
■有機栽培のデメリット
有機栽培と言うのは化学肥料を一切使わないこと。化学肥料を使わないと生育状況もまちまちになり、単位面積あたりの収穫量も極めて低くなってしまう。
■無農薬栽培のデメリット
下仁田ネギはとても病気(赤さび病)にかかりやすい植物。 ひとたびかかれば、すべてがパア!数ヶ月、1年以上の努力全てが水の泡となってしまう。除草剤も農薬の一種ですから除草作業もすべて手作業になりたいへんな手間がかかる。
つまり、有機無農薬で下仁田ネギを栽培するということは・・・
- 育てる手間は2倍以上
- 病気のリスクは3倍以上
- 出来上がったネギの見てくれも悪く
- 単位面積当たりの収穫量も減る
という事なのです。
その上、
「農協に出荷しても、買い取り価格はその他の下仁田ネギと同じならまだいいほう、見てくれの悪さから安くなってしまう可能性の方が高い」
とも言われています。
有機無農薬栽培は、理想的ではあっても現実的ではない!
それを実践されている松浦さんが、いかに”異端”なのかがお分かり頂けると思います。
下仁田ネギの生産農家は誰もが「私のネギが一番。」と言い張ります。
そんな中で松浦さんはこの8年間、黙々と有機無農薬栽培の下仁田ネギにチャレンジしてきました。
何度も赤さび病に泣かされました。それでも松浦さんは「私の葱が一番です。」と胸を張って言える究極のネギ作りの答えが有機無農薬栽培にあると信じていたからです。
松浦さんの考えは間違っていませんでした。
無事、収穫されたときの有機無農薬の下仁田ネギの味は本当に最高だったのです。
確かに見てくれは悪く、立派とは言えませんが、厳しい環境の中で育った下仁田ネギは、それはもう格別の味わい。正に究極の下仁田ネギと言えるものです。
現在ではその噂を聞きつけて近隣の農家は勿論、多くのレストランや料亭から引き合いがあるのだそうです。
そんな松浦さんに弊社の茂木が惚れこみ、
「12月の収穫時にはぜひお分け願いたい。全国の下仁田ネギファンに究極のネギを食べてもらおうではありませんか!」
と頼み込んだところ、
「毎年の事ですが、12月の収穫時に満足できるものになっていればどうにか致しましょう。ただし、あまり多くのご注文を頂いても対応できませんよ。」
との事でした。
※有機無農薬下仁田ネギ ご注文について
以下の内容にご納得頂ける方のみ、ご注文下さい。
- 通常の下仁田ネギよりも細く、見てくれも断然悪いです。
(味は抜群です。保証できます。) - 商品の発送は12月13日又は14日、配達は翌日~翌々日になります。指定はできません。
(配達時間の指定はできます。) - ご注文者以外の住所には発送いたしません。
(贈答には対応できません。)
※上記の赤点線枠内をよくお読み下さい。同意された方のみ仮注文をお受けいたします。
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■生産者 松浦 保さんからのメッセージ 有機無農薬下仁田ネギ(去年の栽培結果) >>
有機無農薬栽培に着手して8年になりますがここ何年かでようやく市場に出せるまでに育て上げることにこぎつけました。 見た目は葉の部分が枯れこんでいたり、黒くしみのようになっていたりすることが多いのですが、無農薬の為仕方ないところです。
他の下仁田ネギが農薬たっぷりで危険なわけではありませんし元来、下仁田ネギ自体の農薬は少ない方で掘り取りの数ヶ月前には散布しない基準の中で栽培されております。
そんな中で、やはり有機無農薬栽培で育てた下仁田ネギがあっても良いのではないかと言う思いから取り組んできました。 肥料は米ぬかや油粕などを主体とした物を粒状にして、使っております。 まだまだ研究中ですが、これからも、もっと良い下仁田ネギが出来ることを信じて頑張っています。