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12月7日の下仁田ネギ畑の様子(原種下仁田ネギ)

投稿者: 司@ぜいたく庵 投稿日:2012年12月08日


2012年12月7日、下仁田町馬山地区の下仁田ネギ畑です。


収穫が進み、だいぶネギも少なくなってきました。


収穫前の下仁田ネギ。これらのネギもほぼ2/3は行き先(送り先)が決まっていることでしょう。

「もう枯れてきてるじゃないか!」
いえ、いえ下仁田ネギはこのように枯れてきた物の方が甘く美味しいのです。
普通のネギと違う下仁田ネギの特徴です。
当店からお送りしたネギの葉が「枯れてた」って怒らないでくださいね(^^ゞ


これは来シーズン用の下仁田ネギの苗です。9月頃に種を撒いたものだと思います。
普通のネギは年に2回収穫できますが、下仁田ネギは14~15ヶ月もの栽培期間、年に一度しか収穫できません。立派に育てるには収穫までに3度の植え替えも必要です。


横たわっているネギが分かりますか?
これは抜いたネギを「天日干し」にしているのです。


この様に半日~1日、天日干しすることにより甘さが増し、さらに美味しくなります。
葉はしんなりし、枯れはさらに進みまが、手間をかけてあえて干すのです。
普通の葉ねぎでは考えられない作業です。


耕す以外は、基本すべて手作業です。
「おいさ~ん、写真撮っていいですか?」
「あ、あ、いいよ!」
ということでカシャ。

さて、会社に戻ってネギの出荷作業場です。
ネギの鮮度を落とさないように、作業はもっぱら室外。外にテントを張っています。
この日は比較的暖かかったのですが、それでも8℃。朝晩は氷点下になることもあります。


箱詰め前の下仁田ネギ。鮮度を少しでも落とさないように泥付のまま出荷します。
このまま植えても1~2ヵ月は白根の部分は枯れません。
スーパーで売ってるネギとは大違いですね。

これは、【訳ありお得セット】2,000円の箱です。「訳あり」なので葉が切れているネギが混ざっていますが、下仁田ネギは主に白い部分を食べるネギなので全く問題はありません。ご家庭用ならこれで十分です!
しっかりサービスの生芋しらたきが入っています。


奥が茂木社長。ネギの出荷作業は社長が陣頭指揮を奮います。
「できの悪いネギは入れんなや~」
結構チェックが厳しいです。
所狭しと積みあがっている箱は今日出荷分のそれでも一部です。


そういえば、今日はすき焼きセットの初回出荷日でした。上州肉をセットする前の状態です。
今回は約60箱の出荷ですが、2回目、3回目、最後の21日と出荷はさらに増えそうです。

去年注文を下さったほとんどのお客様が、今年も注文を入れて下さいます。ありがたい限りです。

届けられた家では明日はすき焼きなんでしょうね。
俺も食いて~よ(^_^;)

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